芭蕉が見た「本物のみちのく」の魅力解説本を出版し、地域観光の活性化へ繋げたい!

郷土の名所・旧跡を芭蕉の視点で伝えるガイド体験を通して調査研究成果20余年分を一冊の本にまとめた『奥州仙台領のおくの細道』を出版。 郷土に誇りを持つ“粋な伊達の語り部”の育成と、不易流行の地域の宝を活用して、心豊かな観光地の活性化へと取り組んでいくプロジェクトです。

現在の支援総額

411,500

41%

目標金額:1,000,000円

サポーター

39

残り

終了

このプロジェクトは終了しました

このプロジェクトは、2022年01月11日に募集を開始し、2022年02月27日 23:59に終了しました。

2023年11月04日

11月定例「出前講座」報告

11月14日(土)定例出前講座を多賀城市文化センターで開催。

本日のテーマは、
課題1.芭蕉の「7つの涙」と「壺の碑」について
京野代表が参加した、10月7日と8日多賀城市開催の「第36回『全国奥の細道サミット』多賀城大会の報告。記念講演会の高野ムツオ氏の「ことばのチカラ」というテーマで、「壺の碑」を書き写す芭蕉自身が「感動の涙を流した」という記述に「不易流行」という理念主張を感じると解説された。
涙とは悲しみの離別を表現すると共に、感動したうれし涙もあり、奥の細道には7カ所に及ぶ「涙を流した」場面が記されている。この7カ所の場面をそれぞれの資料と共にポイントを分かり易く解説。
芭蕉が慕う西行などの「古人の心」を偲び、その心が読み取れて、「壺の碑」を芭蕉が書き写しながら最高に感動をして涙したこと。『壺の碑』は、永遠に変わらない碑(疑いなき千歳の記念)が『不易』であり、永く続く本物に新たな市場表現『流行』で創作した「ことばのチカラ」とか。

課題2. 「壺の碑」と書名由来について
「壺の碑」は青森県上北郡七戸町坪地区あたりにあったと伝えられたが、「多賀城碑」が「壺の碑」として近年本物であることが確定し、重要文化財として国が認定した。会員からの質疑に京野代表の丁寧な応答があり、知れば知るほど奥の深い俳諧紀行文として最高傑作の「奥の細道」を味わう楽しい講座でした。

次回予定は12月2日(土)山王公民館近年本物であることが

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