ハピナ名掛丁商店街
はぴななかけちょうしょうてんがい
はぴななかけちょうしょうてんがい
仙台の街歩きやショッピングは、ここハピナ名掛丁がスタート地点です。JR仙台駅からいちばん近いアーケード街であり、ペデストリアンデッキとも直結するハピナ名掛丁。仙台藩政時代、「名懸組(なかけぐみ)」の屋敷があったことに由来する名掛丁は、その時代から仙台上大手門に連なる東西交通の要衝として賑わっていました。1887年には東北本線の開通によって現在の仙台駅を挟んで東西に分断されましたが、今またそれぞれに独自の発展を遂げています。1993年に造られたアーケードは、御影石敷きに半透明の天井が美しい造作。老舗の茶舗や蒲鉾店、飲食店とともに、都心でも人気のダイニングやカフェが軒を連ねています。仙台駅を背にして左側には「伽羅先代萩」にちなむ「政岡通り」が平行しており、「ジャンジャン横丁」でアーケードと連結。個性あふれる飲食店がぎっしり並んでいます。右側に平行するのは「谷風通り」。郷土が生んだ名力士の名にちなんでいます。仙台城下の歴史香る、どこかノスタルジックな良さがここにはあります。
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