ぶらんど~む一番町商店街
ぶらんど~むいちばんちょうしょうてんがい
ぶらんど~むいちばんちょうしょうてんがい
高さ18mの全天候型高層アーケードとして、ぶらんど〜む一番町商店街が現在の姿になったのは1993年のこと。この明るく開放的なスタイルを活かして緑の木々が植えられ、月や風、水といった自然がテーマのモニュメント、憩いのベンチなどが置かれています。かつては侍の住む町(丁)だったので表記も「一番丁」。それが商店街に変わったのは、仙台藩の重臣・山家豊三郎が困窮する侍たちに自分の屋敷を解放して商売をさせたことから始まりました。商売が軌道に乗り始めると同時に、山家家の神社である「和霊神社」で祭りや芝居などが行われるようになり、やがて大勢の人が集まる商店街となったのです。その和霊神社、現在ではなんと仙台フォーラスの屋上に祀られており、今なお商店街の守り神として大切にされています。国際的なハイファッションやトップブランドと、100年以上続く茶舗や鰻店。タイプはさまざまでも、品のある店造りが徹底されているのは、それを守ろうとするご先祖さまと、現代を生きる「まちづくり協議会」があるからなのでしょう。
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