芭蕉が見た「本物のみちのく」の魅力解説本を出版し、地域観光の活性化へ繋げたい!

郷土の名所・旧跡を芭蕉の視点で伝えるガイド体験を通して調査研究成果20余年分を一冊の本にまとめた『奥州仙台領のおくの細道』を出版。 郷土に誇りを持つ“粋な伊達の語り部”の育成と、不易流行の地域の宝を活用して、心豊かな観光地の活性化へと取り組んでいくプロジェクトです。

現在の支援総額

411,500

41%

目標金額:1,000,000円

サポーター

39

残り

終了

このプロジェクトは終了しました

このプロジェクトは、2022年01月11日に募集を開始し、2022年02月27日 23:59に終了しました。

2023年03月04日

3月の定例出前講座報告

3月の定例出前講座報告

今期最後の出前講座が東北学院サテライトステーションで3月4日開催されました。
テーマは、「仙台城下芭蕉路の新解説」
仙台城下での芭蕉の行動と重要人物の泉屋彦兵(甚兵衛)と芭蕉の滞在費用負担推測や画工嘉右衛門の藩内での随行案内など人間関係を含めた意味深なお話し。
芭蕉が奥の細道を紀行文に構想を重ねていた時代は、31文字の連句形式で、芭蕉も旅では下の句も詠んでいたが、奥の細道の紀行文では下の句を省く。この上の句だけでまとめた芭蕉の「おくの細道」での句は現在の俳句形式の創始者だった。芭蕉の奥の細道を理解する上で、歴史・文化・連句を総合的に理解する必要がある。学べば学ぶほど奥の深い芭蕉の「奥の細道」で、京野代表の多方面からの芭蕉のお話しに時間を忘れて、また質疑・応答にも奥深い内容での面白みがたっぷり。

次回からは、芭蕉の感涙した多賀城碑などの紀行文の要の話を多賀城文化センターで連続開講
因みに、仙台の「芭蕉の辻」は芭蕉とは関係なく、伊達正宗の抱えた隠密・芭蕉(虚無僧)が恩賞として辻の四隅の建物を授かったことに由来するとか。知れば知るほど知性が豊かになる。次年度の多賀城出前講座に乞うご期待!

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