芭蕉が見た「本物のみちのく」の魅力解説本を出版し、地域観光の活性化へ繋げたい!

郷土の名所・旧跡を芭蕉の視点で伝えるガイド体験を通して調査研究成果20余年分を一冊の本にまとめた『奥州仙台領のおくの細道』を出版。 郷土に誇りを持つ“粋な伊達の語り部”の育成と、不易流行の地域の宝を活用して、心豊かな観光地の活性化へと取り組んでいくプロジェクトです。

現在の支援総額

411,500

41%

目標金額:1,000,000円

サポーター

39

残り

終了

このプロジェクトは終了しました

このプロジェクトは、2022年01月11日に募集を開始し、2022年02月27日 23:59に終了しました。

2022年10月11日

第24回「芭蕉の道を辿り、往時をしのぶ集い」開催される

10月10日に「紅蓮禅尼供養と島巡り観月灯篭流し」が開催されました
コロナ禍での感染対策を取りながら55名が参加。
先ずpm2時に松島海岸駅に集合してすぐ南にある、中世には死者供養霊場として数多くの修行僧の修行場として今も多くの岩窟が残る雄島について京野代表が大きな案内板を前に解説。

悪縁を断つ縁切りの橋「渡月橋」を渡り霊場雄島へ。

雄島では京野代表のお話しを聞きながら妙覚庵、見仏堂跡見学、芭蕉句碑、頼賢碑などを見学。




その後は天麟院御霊屋本堂に移り、忠宗正室の五郎八姫や蕪村が天麟院に数か月滞在し残したと思われる直筆の戸板に書かれた襖絵が見つかった話などを聞いた。その後NHK学園俳句講座講師の武田奈美先生の「初めての俳句」で俳句の作り方などのお話し。また乗船までに一人一句の発句も課題で、優秀作品には素晴らしい景品も。お茶と美味しい紅蓮煎餅をいただきながら、なんと!紅蓮禅尼は実在しないが命日もお墓もあるという不思議なお話しに皆んなビックリ。。


その後、比翼塚・紅蓮禅尼のお墓参りでご焼香後に五大堂へ移動。
五大堂では居合わせた外国の方々も京野代表のお話しを熱心に聞いていた。

そしてお楽しみの大型観光船での島巡り観月と懇親会。船中では武田先生による俳句の優秀作品のお披露目と表彰式も。特別なお弁当と沢山の地酒などの飲み物をいただきながらの楽しい懇親会でした。


最後に、デッキに集合し天麟寺ご住職の読経を生で聞きながら、コロナ感染終息と紅蓮禅尼供養、3・11鎮魂などと一緒に個々人の願いや日々の安寧を願いながら、真っ暗な松島湾に108個の灯籠を流し船上から見送った。

無事に全てを終了したが、船上では芭蕉の愛でたという月は残念ながら隠れて見えなかった。
しかし、解散後に松島海岸駅のホームにいた多くの参加者は、ほんの瞬間でしたが雲の合間に満月がお見送りをしてくれて皆んなで感動。何か不思議な満足した秋のひと夜でした。

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