3.11希望の灯(ともしび)プロジェクト2021で「希望の提灯」の支援をお願いします
2017年から始まった「3.11希望の灯プロジェクト」は東日本大震災をいつまでも風化させないために始まった鎮魂イベントです。今回のプロジェクトで提灯協賛を呼びかけて1000個の掲示を目指します。リターンの提灯は3.11イベント終了後にご自宅へお送りします。
2017年から始まった「3.11希望の灯プロジェクト」は東日本大震災をいつまでも風化させないために始まった鎮魂イベントです。今回のプロジェクトで提灯協賛を呼びかけて1000個の掲示を目指します。リターンの提灯は3.11イベント終了後にご自宅へお送りします。
860,000円
目標金額:500,000円
171人
終了
このプロジェクトは 終了しました
このプロジェクトは、2020年12月23日に募集を開始し、2021年01月31日 23:59に終了しました。
こんにちは、希望の灯プロジェクト実行委員会です。
私たちは、東日本大震災から6年を迎える2017年、震災の記憶が風化しているのではないかとの声もあがり始めた状況下で、後世に震災の悲惨さをきちんと伝え、災害に対して十分な備えを怠らないためにも、震災の記憶が風化していくことを何としてでも防がなければならないという想いから「3.11希望の灯プロジェクト」を立ち上げ、鎮魂イベントを続けてきました。
仙台市中心部商店街では、震災翌年2012年3月から「3.11希望プロジェクト」という鎮魂のセレモニーが毎年開催されています。在仙アーティストによる鎮魂の歌、献花台の設置、そして14時46分(震災発生時間)には商店街関係者や来街者が集まり、一斉に黙祷を捧げることで、一瞬でもその時間を共有できる大切な空間になっていました。(残念ながら、2020年は新型コロナウイルス感染症の影響により縮小開催となりました)
希望の灯実行委員会はその主旨に共感し、いつまでも震災を忘れず防災の意識を思い出すきっかけになってほしいと考えて、同会場に提灯(ちょうちん)を用いてゆらゆらと明かりを灯すプロジェクトを始めました。昔から「備えあれば患いなし」というように、防災グッズを家に準備したり、自宅や職場の避難経路や避難場所を確認したり、日々の生活で一人ひとりが意識できる事はあると思います。鎮魂の気持ちを抱きながらも、将来にも目を向けていただけると大変嬉しいです。
2011年3月11日、仙台市内の夜。明かりが着いていたのは一部のビルだけ。夜空をしっかり目視できるほどでした。どこかのビルでは防災用のサイレンが鳴りっぱなしで、仙台駅には帰宅困難者が何時間もタクシーを待ち続けていました。
震災後は停電の影響でライフライン等の必要な情報を得られない(得られた情報が嘘だったということも…)。そんな困難な状況でも食料や生活用品の販売、店舗の営業情報を発信するなど、そこには利他的に助け合う仙台商人の姿がありました。
今回のプロジェクトでは、あの時の夜空に光を灯すように、そして震災から10年が経ちこれからの10年を照らしていきたいという想いを込めて「仙台で1000個の提灯掲示」に挑戦したいと考えております。掲示される提灯は2017年の開始から300個、2018年400個、2019年500個、2020年700個と年々推移しており、当初から10年目の節目に1000個を目標としてきました。残り300個まで一気に増やすのは困難かもしれませんが、諦めたくありません。皆様のご支援をどうぞお願い致します。
自分の名前、家族の名前、大事な人の名前を入れた「希望の提灯」がリターンとなります。提灯は2021年3月11日にアーケード街に一日掲示した後に、支援者の指定した場所へ「4月末まで」に送付いたします。安全性を考慮してロウソクではなく小さなLEDライトを入れているので、ご自宅でもご利用いただくことができます。当プロジェクトは仙台・宮城、東北だけではなく全国の方々が対象です。ご支援いただいた支援金は手数料を引いた全てを提灯の作製、発送時の費用に充てさせていただきます。
有名人の名前を使用する場合、本人の許可を取っていただく必要がございます。ご理解の程、よろしくお願いいたします。また、記号の使用もご遠慮ください。
【柳生和紙】
仙台市太白区の柳生に伝わる「柳生和紙(やなぎうわし)」。仙台藩祖・伊達政宗が技術者を招き、この地に紙漉きの技を根付かせてから400年、今も仙台市郊外ののどかな田園風景の中で、自然素材と手作業によって丈夫でしなやかな和紙が作り続けられています。
【仙台箪笥】
伊達政宗の流れを汲む武士の箪笥として愛用されてきた「仙台箪笥(せんだいたんす)」。慶長年間に仙台藩の御用職人であり、大工の棟梁であった梅村日向によって青葉城の建具の一部として作られたのが始まりと言われています。伊達政宗の「伊達男」ぶりを象徴するかのような美しい木目と漆塗り、そして、力強さと繊細さを兼ね備えた飾り金具が特徴として目を引きます。
日時:2021年3月11日13:00~19:00
場所:仙台市青葉区一番町3丁目・ぶらんど~む一番町商店街内(藤崎・一番町館前)
主催:希望の灯(ともしび)実行委員会
万が一、新型コロナウイルス感染症の拡大でイベントを中止せざるを得ない場合は、3月11日の提灯掲示も中止させていただき、発送先へお送りさせていただく予定です。
あれから10年。こんなに月日が経っていても宮城県や東北の復興はまだ完了していません。そのくらい深い傷跡を残した大震災だったと改めて感じるこの10年です。残念ながら今は新型コロナウイルス感染症拡大により遠出は自粛せざるを得ない状況ですが、収束した際は、被災地のイマを直接見に来ていただけると嬉しいです。
今回ご支援いただく「希望の提灯」はご自宅等で末永く飾っていただき「震災の記憶」を忘れないよう、後世に語り続けていただきたい。実行委員会は心からそう願います。