おがつたなこやがい
雄勝湾に面した旧雄勝総合支所も津波により甚大な被害を受けました。押し寄せた津波は3 階の天井部分まで達したそうです。現在建物には“絆”と書いた電飾が壁に施されており、おがつ店こ屋商店街を見守るように建っていますが、今年度中の取り壊しが決定しているそうです。
雄勝硯は日本の硯の約90%を占め、原材料の雄勝石は東京駅舎の復元にも使用されています。震災による津波で雄勝硯生産販売協同組合に所属する8事業所すべてが建物や設備を失いましたが、震災後から現在まで様々な問題を乗り越えながら復興への歩みを続けています。
「みうら海産物」店に鎮座する巨大なカエルの石像。震災で津波被害は受けたものの、奇跡的にほぼ無傷の状態で仮設店舗の前へと戻ってきました。全部で6匹いるカエルの石像には“お客さんをムカエル、幸せをムカエル”など様々な意味合いもあり、商店街を訪れた人々をあたたかく出迎えています。
2011年11月19日、旧雄勝総合支社前にオープンした『おがつ店こ屋街』。商店街はプレハブ2階の2棟で構成されており、被災した地元の食料品店や海産物店、すし店、自動車整備販売会社、雄勝硯生産販売協同組合など11店舗が入居しています。壊滅的な津波被害を受けた雄勝地区にある唯一の商店街として、地元に暮らす人々のライフラインを日々支え続けている他、雄勝町に訪れるボランティアの方々や観光客の皆さんとの交流の場としても親しまれています。
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