子ども達へ『日本茶の淹れ方教室』と『次世代急須』のプレゼントをして日本茶産業に貢献したい。

『茶育』プロジェクトで日本を元気に!!

現在の支援総額

302,000

30%

目標金額:1,000,000円

サポーター

17

残り

終了

このプロジェクトは終了しました

このプロジェクトは、2023年07月26日に募集を開始し、2023年09月13日 23:59に終了しました。

自己紹介

初めまして。宮城県茶商組合の本クラウドファンディング担当『お茶の井ヶ田 喜久水庵』と申します。

現在、10代の日本茶消費量は80代の16分の1とも言われており、日本茶産業の衰退が近年顕著になってきていることで

お茶屋として日本の文化である『日本茶』を未来へ継承していく為に『茶育』プロジェクトを行い、地域と日本茶産業に貢献したいと考えております。

『茶育』プロジェクトとは

農林水産省が、子どものころから茶に親しむ習慣を育む目的で学校教育の場で茶を活用した食育である『茶育』を本格化するため「茶業関係者×農林水産省『茶育』プロジェクト」を開始しています。茶育に取り組む茶業関係者と茶育の内容を学校関係者に共有する事で両者のマッチングを図るというものです。

農林水産省HP

「茶業関係者×農林水産省『茶育』プロジェクト」の参画茶業関係者の取組

(https://www.maff.go.jp/j/press/nousan/tokusan/230320.html)

『茶育』プロジェクトの趣旨

茶は日本人の生活と文化になくてはならないものであり、また中山間地域等における基幹作物として、地域経済においても重要な役割を担っています。しかし、その消費量は長期的に減少傾向にあり、特に若い世代で顕著です。現状においては、学校教育の場で茶育を行う茶業関係者もいますが、その活動について十分に認知されていないことが課題となっています 。

基幹作物・・・ある地域において、生産量・面積・販売額など栽培の中心になっている作物のこと

私たちが思う実施する意義

『お茶』を販売している私たちだからこそ日本茶の消費量が下がっている事を肌で感じています。近年、静岡の茶畑が工場地帯に変わっていく事も目の当たりにしています。

この『茶育』プロジェクトはお茶の学びは勿論ですが子ども達が授業で学んだ事を家庭に戻ってから家族にお茶を淹れて伝える事で新しいコミュニケーションにもなると考えています。

プロジェクトの具体内容

小学校5年生のお湯を沸かす授業でお茶の淹れ方教室をして実際に子ども達と日本茶を淹れます。

陶器の急須は割れやすい為、安全に配慮し割れない急須(哺乳瓶と同じトライタン素材で出来た急須)『Qs』を使います。また、おうちに帰っても家族にお茶を淹れる事が出来るようそのままプレゼントしたいと考えています。

現在

初めての試みという事でまずはチャレンジする事が大切と考え、仙台市の小学校1校で実施をさせて頂きました。※2023年6月現在

そこでわかった事として

・急須を持っている家庭は約1割
・麦茶は飲むけど緑茶は飲んだ事が無い
・苦くて飲めない
・お茶が植物だという事を知らなかった

上記から

・お茶というのは自然のものを摘み取ってお茶という形になっている
・誰かの為にお茶を淹れてあげる事でより美味しくなる
※お茶はコミュニケーション含めて楽しむ事で発展してきた歴史がある
・日本食の特徴である『うまみ』も日本茶に多く含まれており、舌を鍛える事が出来る

以上を伝えてきました。

※うまみ・・・日本人が発見した5つの基本味の1つ(甘味・酸味・塩味・苦味・うまみ)

子ども達にとってもお茶を淹れる体験は新しいものだったようで楽しんでいる様子でした。そして、改めてこの活動が意義あるものだという事を再認識しました。

【うまみの補足】
日本食の特徴である「うまみ」という味覚を育てるには発酵や出汁(だし)の文化が重要です。出汁のうまみは砂糖の甘みに比べて弱く、そのうまみを感じる味覚はお茶でも育まれます。強い味の甘味に慣れすぎると弱い味の日本人特有の味覚で旨味を感じるのが弱くなってしまうそうです。

ほのかな味覚を理解できる子ども達が増える事も期待しています。

資金の使い道

仙台市の小学校だけでも125校存在しており、活動を継続していった場合に急須代だけでも資金が約500万円程度必要で費用の一部をクラウドファンディングでご支援頂きたいと考えております。

返礼品について

『茶育』プロジェクトで実際に使用するトライタン素材の急須『Qs』と井ヶ田の日本茶を返礼させて頂きます。※1万円以上〜

3万円以上からはご支援頂いた企業様や個人様のお名前(ニックネーム可)を弊社、ホームページに掲載させて頂きます。

また、『茶育』プロジェクトユニフォームへも掲載を考えております。

※予告無く、変更となる場合がございます。予めご了承くださいませ。

最後に

未来を担う子ども達に授業を通して日本茶の良さを知ってもらいたい。また、おうちで家族にお茶を淹れる事でコミュニケーションの時間が生まれ、習慣が出来れば日本の農業の繁栄・維持にも繋がります。

この活動を続けていく為にも是非、皆様のお力をお借り出来れば大変、ありがたいと考えています。

この度は弊社、『茶育』プロジェクトクラウドファンディングページをみて頂き、誠にありがとうございました。

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