「新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急食糧支援×見守りプロジェクト」を2021年4月以降も続けたい!

「食糧支援×見守りプロジェクト」とは、コロナ禍の子どもたちや保護者の皆さまに食糧を届けながら、困りごとに寄り添い次の支援につなげていくプロジェクトです!皆さまの応援どうぞよろしくお願いいたします!

現在の支援総額

1,385,000

115%

目標金額:1,200,000円

サポーター

108

残り

終了

このプロジェクトは終了しました

このプロジェクトは、2020年12月01日に募集を開始し、2020年12月31日 23:59に終了しました。

第一目標達成のお礼とネクストゴールのお願い

12/26、目標金額としていた120万円を達成いたしました!たくさんの応援とご支援、ありがとうございました。おかげさまで2021年4月も約300世帯に食品と支援を届けることができます。

ただ、最近は食品提供を希望するご家庭が増えてきており、12月は358世帯に食品を届けました。今後も厳しさが増していき希望が増えてくると予想されるため、期間終了までの5日間、プラス100世帯分の40万円をネクストゴールにもう少し挑戦させてください。

(内訳)
・食品代300,000円(3,000円×100世帯)
・配送代、梱包資材80,000円(800円×100世帯)
・人件費、その他20,000円
合計 400,000円

160万円まで、残り5日ですがまだまだご支援をお待ちしております。

どうぞよろしくお願いします!

自己紹介とご挨拶

はじめまして。数あるプロジェクトの中から私たちのページをご覧いただきありがとうございます。NPO法人アスイクの三浦侑太と申します。

昨年度まで中学校で教諭をしていましたが、今年度より弊団体に入社しました。主に、子どもたちへの学習支援や家庭での困りごとへの相談支援をしております。

NPO法人アスイク(以下、アスイク)は、2011年東日本大震災をきっかけに立ち上がった子ども支援の団体です。現在最も大きな事業は、仙台市などの自治体と協働した生活保護やひとり親家庭対象の学習・生活支援事業です。大学生や社会人のボランティアとともに子どもたちへの学習支援をしながら、アスイクのソーシャルワーカーが家庭の相談支援や福祉的支援を行っています。他にも、フリースクールや子ども食堂、児童館や保育園も運営しています。様々な事業を通して、貧困をはじめとした不登校、虐待、ネグレクト、中退などの「生きづらさ」を抱えた子どもたちを社会全体で支え、一人ひとりの幸せへとつなぐという取組を進めています。

普段の放課後学習支援教室の様子普段の放課後学習支援教室の様子

今回のクラウドファンディングは、コロナ禍の子どもたちや保護者の皆さまを支援するために今年3月から始まった「食糧支援×見守りプロジェクト」の紹介と、そのプロジェクトを継続するための支援を呼びかけるために立ち上げました。子ども・保護者支援にご関心のある方々、このプロジェクトへご賛同、応援いただける方々のご支援お待ちしております。どうぞよろしくお願いいたします。

「食糧支援×見守りプロジェクト」が始まった背景

生活に困窮しているひとり親家庭などのために、緊急的な食糧支援として食品を提供する

私たちアスイクは2020年3月から、「新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急食糧支援プロジェクト」を始めました。これは、感染拡大によって生活に困窮しているひとり親家庭(アスイクの学習生活支援事業を利用している世帯)などのために、緊急的な食糧支援として食品を提供する取組です。

スタッフが家庭に直接食品をお渡ししている様子(1)スタッフが家庭に直接食品をお渡ししている様子(1)

この食糧支援を通して、これまで見ることのできなかったご家庭の厳しい状況も見えてきました。

コロナ禍の影響は、以前から不安定な生活をしていた家庭により深刻なダメージを与えていました。収入の急激な減少の中、学校休校による食費や光熱費等の生活費の増加。貯蓄を切り崩しても生活が成り立たないと窮状を訴える家庭も少なくないということが分かりました。

子どもたち・保護者の皆さまへの継続的な支援と見守りが必要であることと、コロナ禍による失業や減収などの影響は長期化することを見越して、「緊急食糧支援×見守りプロジェクト」と名前を変え、2021年3月まで続けることを決めました。

コロナ禍による失業や減収などの影響は長期化すると見越し、「緊急食糧支援×見守りプロジェクト」を2021年3月まで続けることを決めた。

活動の概要

この活動は、次のような体制で行っています。

・提供までの流れ:
(1)寄付金や頂いた食品等を使って提供食品の調達
(2)食品を1世帯ずつ段ボールにつめる
(3)支援制度などのお知らせやお手紙を入れる
(4)スタッフが直接お渡しするか、宅配便や郵送でお届けする
(5)お渡しした家庭から困りごとを聞き、次の支援につなげる

・提供頻度:毎月1回

・提供家庭数:1回あたり約300世帯(対象:アスイクの学習生活支援事業を利用している世帯)

・内訪問支援による提供数:約40~50世帯

・支出額:1回あたり約1,200,000円(食品代・配送費・梱包資材)

スタッフによる食品梱包の様子スタッフによる食品梱包の様子
寄付金で購入した300世帯分のお米寄付金で購入した300世帯分のお米
スタッフからのメッセージも一緒に梱包しますスタッフからのメッセージも一緒に梱包します

スタッフが家庭に直接食品をお渡ししている様子(2)スタッフが家庭に直接食品をお渡ししている様子(2)

活動はNHKにも取り上げていただきました。

NHKの番組内で紹介していただきました(2020年5月)(1)NHKの番組内で紹介していただきました(2020年5月)(1)
NHKの番組内で紹介していただきました(2020年5月)(2)NHKの番組内で紹介していただきました(2020年5月)(2)

食糧支援をすることで経済的な支援をしながら、普段から学習支援をしている子どもたちや相談支援をしている保護者の皆さまとコミュニケーションを取り、学習や福祉に関わる困りごとを拾って次の支援につなげる。これをコンセプトに、3月から毎月1回、約300世帯に食品提供を行ってきました。

このプロジェクトの成果

家庭の困りごとを次の支援(教育・福祉)につなぐことができる

こうしたコンセプトのもと、地域の各団体と協力しながら、この「食糧支援×見守りプロジェクト」を続けてきて、次のような成果が出ています。

・食品提供をきっかけに、これまで音信不通だった家庭と数ヶ月ぶりに連絡が取れ、最近の状況などを聞くことができた。

・食品提供をきっかけに、引きこもりがちだった中学3年生から進路に関する悩みを聞き、学校と連携しながら進路相談や学習支援を行うことができた。

・食品提供を兼ねた訪問支援をしたことで、家庭の困窮度合いが判明し、他の団体につないで経済的支援制度を紹介し、塾費を浮かせて生活費を確保できた。

・食品提供を兼ねた訪問支援をしたことで、学校や福祉機関も知らなかった状況が判明し、今後の支援を検討するケース会議を開催した。

多くの成果を感じましたが、まだまだ支援を必要としている家庭はたくさんあります。本当は、届ける食品の数や、届ける家庭の数や、届ける回数をもう少し増やしたいです。訪問による提供も増やし、ご家庭に直接届けたいのですが、そのための資金がまだ足りていません。現在、2021年3月まではなんとか継続できる見込みですが、その後は続けられません。

2021年3月までは継続できる見込みですが、4月以降は続けられません。

プロジェクトで何を実現したいか?

「食糧支援×見守りプロジェクト」を、4月以降も継続したい

この「食糧支援×見守りプロジェクト」を、2021年4月以降も継続したいです。継続することで、現在つながっている子どもやご家庭を長期的に支えていくことができます。世間的には、徐々に社会活動が回復し、仕事や収入が戻っている人たちも多い一方で、厳しい状態が依然として続いている人たちも多くいます。特に、もともと困窮していた家庭は深刻なダメージを与えられたまま、状況は良くなっていません。この状況は4月以降も長期化すると見込まれます。

具体的になぜ資金が必要なのか?その資金がどう使われるのか?

具体的に、1,200,000円集まれば、約1回分(約300世帯)の資金となります。

(内訳)
・食品代900,000円(3,000円×300世帯)
・配送代・梱包資材240,000円(800円×300世帯)
・人件費・その他60,000円

もし目標以上の金額が集まった場合は、本当に厳しいご家族に優先して食品を増やしたり、まだ一度も直接お会いして渡せていないご家族に訪問が行けたりと、状況に合わせて柔軟に対応することができます。2021年4月以降、年度が変わり家庭の状況も様変わりする中で生まれていくであろう、新しい困りごとに対しても支援を続けていきたいです。

ご支援のお願いとリターンの説明

「1万円のご寄付で、3世帯に食糧と支援が届けられます」

いただいた資金は、管理費等を除いてできるだけ全額、子どもたちへの支援に使わせていただきます。特別な返礼品はご用意できませんのでご了承いただければ幸いです。

せめてものお気持ちとして、
(1) 感謝を伝えるお手紙
(2)「食糧支援×見守りプロジェクト」の活動報告書

をお送りします。
この報告書に、支援先のご家庭やスタッフからの感謝のメッセージを掲載します。
また、報告書にプロジェクト支援者として、支援者さまのお名前を掲載します(希望者のみ)。
そして、ご支援額に応じて、支援者さまからのメッセージを、配送する食品と一緒に同封できるようにします(希望者のみ)。
ご家庭に届く食品とメッセージのイメージご家庭に届く食品とメッセージのイメージ

支援画面の「通信欄」にメッセージをご記入いただければ、印刷し、食品と一緒に段ボールの中に同封して各家庭へ届けることができます。ぜひ皆さまからのお気持ちとメッセージをお届けください!子どもたちや保護者の皆さまにもきっと喜んでもらえると思います!
なお、当団体は認定特定非営利法人(認定NPO法人)ではございませんので、寄付金控除の対象とはなりません。予めご了承ください。

最後に

ここまでページを見てくださってありがとうございました。

まだまだ、社会には見えないところで困窮しているご家庭が沢山あります。学校や行政からの支援の手が届かないご家庭も沢山あります。一方で、「何とかしたい」と思ってくださっている方々も沢山いらっしゃるはずです。このプロジェクトは、家庭からの「助けてほしい」というメッセージと社会からの「助けたい」というメッセージをつなぐ一つのきっかけになると思います。ページをご覧の皆さまも、同じく新型コロナウィルスの影響を受けていらっしゃるところと思いますが、ぜひ、お力添えをよろしくお願いします。皆さまからの温かいご支援とメッセージ、心よりお待ちしております!

最後に、弊団体代表 大橋雄介からのコメントを掲載します。

NPO法人アスイク代表の大橋です。私たちがつながってきたひとり親家庭などの多くは、コロナ禍以前からギリギリのお金で生活しています。1日パートの仕事を休んで数千円の収入が減ってしまうだけで苦しくなるため、相談機関にも行けないというシングルマザーもいました。そんな家庭の保護者と子どもにとって、コロナ禍による減収は非常に大きな影響を及ぼしています。
少しでも食費の負担を下げるために食品を提供することは本質的な解決にはならないかもしれません。しかし、それは「一人ではない」というメッセージを伝え、さらに食品を通して「つながり」をつくる大切な一歩になるはずです。この一歩は、あなたの寄付からはじまります。ぜひお力添えをお願いいたします。

お問い合せ

本件に関するお問合せはこちらまでお願いいたします。

NPO法人アスイク(https://asuiku.org/
担 当:三浦侑太(TEL 070-5328-4587 MAIL yuta_miura@asuiku.org)
事務所:TEL 022-781-5576 FAX 022-781-5591 MAIL info@asuiku.org

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