問題のアルファベットと数字が表すのは、「賞品」のページにある賞品コースと賞品名。
Cの賞品の2文字目、Eの賞品の1文字目、Gの賞品の9文字目をつなげて読むと「うどん」という言葉になる。
同様にして下段のアルファベットと数字が示す場所の文字をつなげて読むと、「らーめん」となる。
丸い枠の色の順に〇を「始まり」から「終わり」までたどっていくと、図の赤線のようにたどることができる。
通った場所の文字をつなげて読むと、「いまいるとおりのなは すしとなに(今いる通りの名はすしと何)」という質問文が現れる。
通りの名前は「牛たん通り・すし通り」なので、答えは「ぎゅうたん」。
駐車場の上に見えるお品書きが書かれた看板は下図の通り。
その中で、(1)漢字が二文字以上ある、(2)カタカナが四文字以上ある、(3)三文字目が 漢字である、 の条件に当てはまるのは、その条件の数字が記された場所。 それ以外の場所にある文字を左から読むと「おつまみ」となる。
陳列窓にある黄色い異国の文字は、以下の通り。
図の黄色い四角と見比べて、数字の場所にある文字を順番に拾ってできる言葉は「WINE(わいん)」となる。
お品書きに書いてある文字は、以下の通り。
文字数は左から「6・3・5・6・5・3・6・4・6・5・5」となる。 この文字数の分だけ矢印の方向に進み、そこにあった文字をつなげて読むと「いたやじまんえーやじん」となる。 途中の「ー」を引き算の「ー(マイナス)」の記号と考えて、 「いたやじまんえ」から「やじん」の文字を取ると、「いたまえ」という文字が残る。
実際にあるお店の絵は、以下の通り。
冊子の絵と実際の絵で違う箇所は、図の〇で囲んだ部分。 この箇所に該当する 部分にある文字を左から読むと、「とるまりん」となる。
冊子の絵と実際の建物の窓枠で形が違う場所は、図で赤くなっている四か所。
その部分にある文字を上から読むと、「かしつき」となる。
建物の入り口の上にある図形の中で黒くなっている部分は、図で色がついている二か所。 その場所の文字をつなげると「雷鳴」となり、その読みは「らいめい」となる。
白い柱に描かれている絵は、図の通り。
この中で冊子の図にある四つの絵を、上にあるものから順番に並べて文字を読むと「まよなか」となる。
六つの植物の名札の文字を、最初から入っている「モ」をヒントに埋めていくと図のようになる。
すべて文字を埋めて番号順に文字を読むと「かんざくら(寒桜)」となる。
すべての文字を埋めると、「とおらないまるみぎからよめ(通らない丸右から読め)」という文章になる。
今までの謎で、通らない丸があったのは仙台駅の謎。
そこで、仙台駅の謎を解いたときに「通らなかった」場所にある〇の文字を右から読むと、
「ましかくのまどみぎからよめ(真四角の窓右から読め)」という文章になる。
今までの謎で、窓が出てきたのはサンモール一番町商店街の謎。
そこで、サンモール一番町商店街の図の中で「真四角の窓枠」の中にある文字を右から読むと、
「はちますずつすすめ(八マスずつすすめ)」という文章になる。
今までの謎で、マス目を進む謎があったのはクリスロード商店街の謎。
そこで、クリスロード商店街の図のマスを、左上の「や」から八マスずつ矢印の方向へ進み、 止まった場所の文字をつなげると「ふじさきえびすじんじや(藤崎えびす神社)」となる(最後の「や」以降はずっと繰り返しになる)。
現れた言葉をたよりに老舗百貨店の屋上へと登ると、青空の下に趣ある鳥居の姿が見えてきた。
デパートの屋上に神社があるなんて、なんだか面白いですね!
二百年以上の歴史を持つ老舗ともなると、店舗内に神社まであるんですな……
……おお、これはこれは……嬉しい客人じゃ
一同が鳥居のそばで言葉を交わしていると、どこからともなく声が聞こえた。 周囲を注意深く見渡すと、境内にある看板の一部が、かすかに光っているのが見えた。
なんと……えびす様ではないか!
いかにも。日本古来の商売繁盛の神、「えびす」とはわしのことじゃ
これはこれは……「天空の住人」というのは、デパートの屋上に鎮座するえびす様を指していたのですな!
しかし、なぜえびす様が藤崎百貨店の屋上に?
この店は、元々「得可壽屋(えびすや)」という名前の呉服店だったんじゃよ まぁ、そう呼ばれていたのは文政の頃じゃからな。おぬしらが生きた時代よりも後の事なので、知らずとも致し方ない
文政……今の世は令和ですから、もうずいぶんと長い時をここで過ごしておられたのですな
ああ、わしが初代の藤崎三郎助と関わるようになってから早二百年。 この場所に祀られてからも、気づけば五十年近い時が経っておる
それほど長い間、この屋上で仙台の民を見守ってくださっていたのですね
いかにも。しかし、此度の疫病のせいもあって、最近はめっきりと民の顔を見る機会が減った。 これほど顔を見なくなったのは、この二百年でも初めてかもしれん
それで、お友達の竜神さんにお声がけされたと
ああ、そうじゃ。しかし、まさかこれほど多くの者がやってきてくれるとはのう。 竜神には礼を言わねばなるまいよ
それにおぬしらにも元気をもらった。 わしも力を貸すとしよう。 夜明けの時は近いぞ
えびす様、かたじけない。 今は仙台の民も難しい時期を過ごしておる。 皆の者、今日はこの場で、心置きなく笑える日が来るのを祈るとしよう
は!
手を合わせ深く祈りを捧げる一行。えびす様は、柔らかい笑みを浮かべその様子を見守っていた。