外国人視点で、仙台まちなかの魅力を外国人にも伝える英語のフリーペーパーをつくりたい!
2016年5月から運用している外国人向け情報ウェブサイト「Sendai Motions」のフリーペーパー版制作プロジェクト。
2016年5月から運用している外国人向け情報ウェブサイト「Sendai Motions」のフリーペーパー版制作プロジェクト。
267,500円
目標金額:480,000円
34人
終了
このプロジェクトは 終了しました
このプロジェクトは、2016年11月28日に募集を開始し、2017年02月16日 23:59に終了しました。
株式会社コミューナが2016年5月から運用している外国人向け情報ウェブサイト「Sendai Motions (http://www.s-motions.com/)」のフリーペーパー版を制作・配布するプロジェクトです。仙台圏に住む外国人、仙台圏を訪れる外国人、そして国際交流に興味がある日本人のみなさんに手にとっていただいて、もっと気軽に仙台のいいお店、面白い場所を楽しんでもらえればと思います。
わたしたちコミューナは、翻訳・通訳、マーケティング、デザインなどのスキルを通じて、仙台の国際化につながるような様々な活動を行ってきました。そのひとつにSendai Motions (http://www.s-motions.com)というウェブサイトの運営があります。これは仙台には街の規模の割に、まだまだ外国人の住民や、海外からの旅行者が気軽に使える英語の情報サイトがないのでは、と感じて制作しているものです。ぜひ外国人の人達にも知ってほしい、訪れてほしい、というお店や場所を取材して掲載しています。
現在は仙台を中心として、宮城県全体や、東北の他の県も含めて情報を掲載していますが、この活動を行ううちに、仙台の「まちなか」にフォーカスして「紙」のフォーマットでも情報があるといいね、という声をもらうようになりました。また、仙台を訪れる外国人旅行者などの場合、来仙前にSendai Motionsを見ている可能性が低いので、「ふと出会える」紙のメディアはとても重要だと思うようになりました。そこで、外国人にとっても身近でありながら、なかなか情報がない「まちなか」のいいお店やスポットを紹介するフリーペーパーをつくろうと思ったのです。
Sendai Motions (ウェブ版)はこのような感じです。
外国人は仙台に来るきっかけが様々あります。英語の先生としての仕事が大半かもしれませんが、その他にも大学・大学院での勉強、ボランティア団体での活動、旅行などをきっかけに仙台までいらっしゃる外国の方々は少なくないです。平成25年の白書によりますと約1万5千人の外国人が宮城県に住んでいます。中には仕事・勉強に全力を注いでいるため日本語を覚える余裕がないという人もいます。観光客は平成25年に8万人弱いらっしゃったようです。その観光客の多くはそもそも日本語をうまく話せる人の方が珍しいでしょう。
その状態で出かけてみると大きな「言語の壁」にぶつかってしまいます。せっかく仙台に山ほどある素敵なお店を調べようとしても、その情報が日本語でしか掲載されていなかったり、良さそうな店の前で立っていると不安にかられて入れず、最終的に大きなチェーン店しか残りません。勿体ないですね。
面白そうな場所があったけど、入っていいのか分からなかった、という外国人の友人もいました。
私たちSendai Motionsの取材スタッフは外国人(在仙外国人とその観光客)になかなか届かない仙台の良さを幅広く紹介していきたいと思います。スタッフの全員がかなり前から日本に関わり、いわゆる「言語の壁」を壊していきながら素敵な場所・人をいくつか掘り出してきました。差別せずにイベント、お店、美術、歴史、それをつなげる「人」。それぞれの魅力を自分自身で体験し、その感想を英語でまとめて出来上がった記事を読んでくださる方に「行きたい」という気持ちを与えるのが我々のミッションです。
先日は、メディアテークで開催中の美術展について記事を書きました。
取材費、デザイン費、印刷費、広報費への資金を集めたいと思っています。これまでのウェブ上で制作してきたSendai Motionsは、ある意味わたしたちのマイペースなプロジェクトとして試験的に行ってきたところがあります。ですが、今回「紙」のフォーマットでしっかり取材をして制作し、外国人の人々が手に取りたいと思うデザインを考案し、このメディアのこと自体も広めていきたいと思います。フリーペーパーは散策でも使いやすいようにMAP付きのA5サイズを制作してまちなかの駅や公共施設、お店などに設置する予定です。同時に、置いていただけるお店も募集しています。
また、今回の資金をつかって、取材チームを強化したいと思います。現在は、主な取材者としてラトビア人の東北大留学生アリーセさんががんばっていますが、この活動を続けるうちに、Sendai Motionsの仕事は勉強に忙しい留学生が、フレキシブルに動きながら仙台のことを更に知ることができるとてもよい機会だと思うようになりました。フリーペーパー版を制作するにあたって、新たな取材者を留学生を中心に募りたいと思います。
以前わたしたちコミューナが、Sendai Miyagi Museum Alliance(SMMA)様からのご依頼で制作したSendai Museum Experienceという英語のガイドです。翻訳ではなくて、全て最初から英語で制作しました。今回のSendai Motionsフリーペーパーは、これに近いイメージで考えています。
コミューナホームページ:外国人向けパンフレット制作(リンク)
Sendai Motionsでは恐らくこのページをご覧になっている方は日本人の方がほとんどではないかと思いますし、「仙台のお店やスポットを、外国人の方ももっと気軽に楽しめるように」というコンセプトは、もしかしたら実感がわかないところもあるかもしれません。ですが、仙台、とくに「まちなか」がもっと多様な人々で賑わって、その多様性をみんなが身近に感じられるようになれば、仙台というまちが日本人の住人にとっても絶対にもっとおもしろい街になると思います。リターンは、そんな外国人の視点から見た仙台を、新鮮な気持ちで楽しんでいただけるようなものを準備したいと思います。みなさまのご支援を、ぜひよろしくお願いいたします。特別に用意したリターンの「Sendai Motions Tour」はまちなかのコアなスポットを巡るというユニークなものです。取材チームが考える外国人視点のツアーにぜひご参加ください。
皆さんにここまでお読みいただきまして、まずは感謝の気持ちを申し上げます。僕の住んでいる仙台と皆さんの住んでいる仙台は、もしかしたら若干違うのかも知れません。2009年の夏に見学で初めて仙台に来て一目ぼれして以来、その気持ちが2013年に仙台の会社に入って社会人生活をしてみたらさらに深まりました。客観的に考えると不思議な話ではありません。街中を歩くだけであふれる緑で癒されますし、山も海も平原も自分の生活をより自然に近づかせてくれています。
ただそれよりも、まちなかにあるお気に入りのラーメン屋さんやカフェを訪ねてみるとスタッフが暖かく迎えてくれ、笑顔で話をしてくれるときはほかに嬉しいことがない。仙台の一番の強いところは「人の暖かさ」に違いありません。ぜひとも仙台のその強さを「Sendai Motions」を通して外国の方々にもアピールさせていただきたいです。
最後に、私の実体験の話を。去年10月に僕の両親が仙台に来てくれた時、平日は仕事でなかなか案内ができず、どのような場所を勧めればいいか分かりませんでした。Sendai Motionsのようなメディアがあればもっと仙台を楽しんでもらえたのではと反省していて、このプロジェクトに混ぜてもらいました。この紙媒体があれば、外国人の耳にいいお店の情報が入らず、結局全国チェーン店を選んでしまう…ということはないのではと信じています!
最初はインターネットのサイトで全世界に発信し、そして実際に足を運んでくれる観光客にこのSendai Motionsのフリーペーパーを宝地図に思っていただけるためには皆さんの力が必要です。ご支援・ご拡大のほど、どうぞよろしくおねがいします!
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私たちは東北在住のアフリカンです。アフリカを身近に感じてもらうため、情報誌を年2回発行して宮城県の学校や市民の皆さんに配布する活動を、2023年度からスタート…